加湿器の選び方

最近、寝ていると乾燥がひどく、咳で目が覚めることがあります。
自分だけでなく、妻や子供も同様です。
特にここ最近は夜寒いことが多く、寝室に暖房をかけて寝ているため余計に乾燥しているのかもしれません。

そのため、寝室に加湿器を導入すべく某電器屋に加湿器を見に行ってきました。

しかし加湿器コーナーの大きさに驚かされました。
ペットボトルサイズの小さいものから、大きいものだと一辺1m近くあるものまで。
さらに加湿方法も様々で、一体どれを選んだものやらと途方に暮れてしまいました。

そんな我々を見た店員さんに、色々と教えていただきました。
どうやらかなり詳しい店員さんらしく、相談にも乗っていただきました。

前提(我が家の条件)

単純な加湿能力であれば、象印の加熱式がオススメらしいです。

加熱式なので加湿も十分なのに加え、お手入れが楽だそうです。
炊飯器やポットと同様にフッ素加工で汚れも付きにくいとのこと。

加熱式のデメリットとして、沸騰させる際の音がやはり大きいようです。

残念ながらいたずら大好きな猫がいるため、見送りました。

ペットがいるということで安全面にも配慮した製品として、ハイブリッド式を勧められました。
ハイブリット式とは、「気化式」「加熱式」「超音波式」を掛け合わせた加湿方法になります。

代表的な製品として、ダイニチ、パナソニック、シャープのハイブリット式加湿器を勧められました。

ダイニチというメーカーは聞いたことがありませんでしたが、実は業界トップシェアなんだそうです。
「どこだこの怪しいメーカー…」なんて思ってごめんなさい。
ダイニチの加湿器は機構内にパッキンが採用されており、お手入れが非常に楽だそうです。
発売直後からバカ売れしたらしいです。

パナソニックとシャープは、それぞれナノイーやプラズマクラスターといった機構がついており、除菌効果も期待できます。

1点懸念点として教えていただいたのが、ハイブリッド式は加熱式や超音波式と比較すると、加湿力が弱いそうです。
そのため、24時間換気するようなマンションで使用すると、加湿力がマンションの換気に負けてしまい、あまり湿度の上昇を感じられない可能性があるとのことでした。

そうなると、やはり安全面を考慮して超音波式がいいのではないかとのことでした。
熱がでるわけではないので、仮に猫が触ってしまっても問題ありません。

ただ、どうしても加熱式と比べると衛生面で劣るのは否めません。
加熱式は水を沸騰させる分、衛生的には優れています。
その分カルキの固着など、お手入れはしっかりしないといけないようですが。

超音波式は加熱式と比べると比較的値段も安く、ランニングコスト(電気代)も抑えられています。
そのため、衛生面を気にするのであれば、割り切ってシーズンごとに超音波式を買い替えていくのも一つの作戦としてありかなとのことでした。

さすがに毎シーズン買い替えるのももったいない気もしますが、手間を考えると悪くない作戦かもしれません。

いったん持ち帰って家族会議にかけることにしました。
さすがに体調も気になるので、近日中に買ってしまいたいと思います。