約1か月でマイクロ法人設立、銀行口座を開設
僕は2021年12月にマイクロ法人の設立を思い立ち、freee会社設立を利用して約3週間で合同会社を設立しました。
さらに銀行口座についても、地元の信用金庫にてわずか3日で法人口座を開設できました。
また、ネットバンキングの利用・クレジットカードの作成についても担当者さんに相談し、年明け早々に申し込みを行うことでそれぞれ実現できそうな状況になっています。
マイクロ法人を設立するにあたり様々な書籍やネット記事を読み漁りましたが、ここまで簡単に銀行口座を開設できるとは正直思っておらず、むしろ拍子抜けしたくらいです。
誰でも再現できる方法ではないかもしれませんが、マイクロ法人を設立しようと考えている方の参考になれば幸いです。
理由①:個人事業でお世話になっている信用金庫
僕が口座を開設したのは地元の信用金庫ですが、ここは僕の個人事業(システム開発)の決済用口座として使用しています。
とはいえ利用期間はまだ約半年、M銀行のトラブルが世間を騒がせていたころに乗り換えました。
当時のやりとり
個人事業の決済用なので個人口座かと思いきや、事業用なので法人口座の設立という説明を受けちょっと驚きました。
口座開設自体は無事済んだのですが、ネットバンキングはある程度口座利用の実績がないと使えないと言われました(不正利用防止のための施策らしいです)。
会計freeeで口座管理をしていたため、連携できないとさすがに困ります。
そんな事情を説明しながら受付のお姉さんに相談したところ、支店の偉い人(副支店長)が出てきてくれて「現在使用している口座の、数か月分のお金の動きを見せてほしい」と言われました。
これまでどのようなお金の動きをしているかを見せることで、定期的なお金の動きがあること・妥当な(不正でない)使い方をする見込みであることを確認してもらえました。
もしかしたら特例なのかもしれませんが、無事口座開設と同時にネットバンキングを使用できるようになりました。
理由②:融資相談をしていた担当者さんが口座開設の担当についてくれた
個人事業の口座を作ったころは、不動産賃貸業でマイクロ法人を興すことを考えていました。
そのため、口座を作って少ししてから、不動産融資について信用金庫に相談という形で面談していただいていました。
この時に相談に乗っていただいた方が、今回の法人口座開設について面談等をしてくださった担当者さんだったのです。
最初は「見たことある人だなあ…もしかして?」くらいの印象だったのですが、名刺をいただいて確信しました(マスクをしているのでちょっと自信がなかった)。
以前の相談内容も覚えてくれていて「ついに(不動産を)買うんですか!?」と聞かれましたが、残念ながらそちらは断念していたので苦笑いです。
面談では法人での事業内容の説明や個人事業の内容の振り返りを行い、すぐに口座開設の手続き(書類作成)に移りました。
やはり口座の不正利用についてかなり厳しく指導されているらしく「手間ばかり増えて申し訳ありません」と謝られながら各書類を書いていきました。
確か7枚くらい書いた気がします。
併せて、手続きを確実に進めるために追加してほしい資料を提示されました。
これはメールで送付すればOKとのことだったので、帰宅後に対応することにしました。
信用金庫側としても口座は作ってもらいたいようで、ある程度融通は利かせてくれるようです。
また、ネックになっていたネットバンキングの利用と、クレジットカードの作成について相談しました。
さすがに個人事業の口座の時のように即時利用可とはならず、最速で利用できるようにする方法について検討いただくことになりました。
同じくクレジットカードについても、売り上げ見込みがない新規法人でも作成できるかについて確認いただくことになりました。
親身に相談に乗っていただけて、ありがたい限りです。
まとめ
- 個人事業で信用金庫と付き合いがあると、新規法人の口座開設のハードルがかなり低い(気がする)
- 融資相談等したことがある担当者さんと話ができると、開設の手続きがスムーズかつ融通が利く
ということで、個人事業の方で信用金庫とのつながりを作っておくと、法人口座の開設が楽になるかも!というお話でした。
コメント
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[…] 昨年末に1か月弱でマイクロ法人を設立しました。新設法人の銀行口座は開設のハードルが高いという情報がネット記事でよく見られましたが、個人事業で付き合いのあった信用金庫にて手続きから3日で無事開設できました。→詳しくは「新設マイクロ法人なのに、法人口座を3日で開設できた」へ。 […]