確定申告を余裕を持って迎えるために

個人事業主をやっていると、年が明けたら迫ってくるイベント…それは

「確定申告」

ですね。

何を今さらという方もいるかと思いますが。
僕は今回でようやく2回目の確定申告となります。

Twitterを眺めていると、確定申告に対して妙に悲観的なツイートをされている方々が目立ちますが、果たして彼らは日頃から帳簿整理等はしていないんでしょうか…?
僕は基本的に売り上げは毎月1回、エージェントからの入金のみで済みますし、物品購入の際はその日のうちに、遅くともその週のうちに会計ソフトに入力してしまうため、ため込んで苦労するという経験がないんですよね。

あまり参考にはならないかもしれませんが、確定申告の時期に焦らないように日頃行っている作業を整理してご紹介します。

毎日やること

  • その日に購入した物品を会計ソフトに記帳する。
    これは忘れないうちに購入した日のうちにやるのがよいです。
  • (店舗で購入した場合)レシートを仕分け用クリアケースに突っ込む。
    このクリアケースに入っていれば仕分け済みということになります。
  • (ネットで購入した場合)領収書をダウンロードし、経費フォルダに突っ込む。
    Amazon等で購入した場合は、購入履歴から領収書をPDF出力し、経費フォルダに保存しておきます。

毎週やること

  • freee会計上で金融機関と同期を取る。
    クレジットカードや銀行口座の明細を取り込み、毎日の記帳とずれがないかを確認します。
    また、自動引き落としの設定をしているものについてはここで記帳します。
    クレジットカードの明細は毎日の記帳と重複することになりますが、金額にずれがないことを確認したうえでどちらかを消していきます。
    僕はクレジットカードの明細を正として、手入力した分を消していきます。
    二度手間ではありますが、レシートの処理を忘れないためにもこのやり方にしています。

毎月やること

  • 当月のレシート類をまとめて封筒に突っ込む。
    ひと月分の経費を1枚の封筒にまとめておきます。
    また、翌月分の封筒も併せて用意し、クリアケースに突っ込んでおきます。
  • 会計ソフトと同期していない経費を計算して記帳する
    事業専用の出費でないものをまとめて計算・記帳します。
    僕の場合は携帯電話・ネット回線の費用は家族分をまとめて家族口座から出費しているため、携帯キャリアのHPから各月の明細をダウンロードし、家事按分して記帳しています。

年末年始にやること

  • 各種控除用の納付証明書を整理する。
    国民年金や健康保険、iDeCoや生命保険等の各種納付証明書は、もらった時点でその年用のクリアケースに突っ込んであります。
    このクリアケースには、前述の各月経費をまとめた封筒も一緒に入れており、このクリアケース1つでその年の出費がほぼ全て管理できる状況になっています。
    年が明けて収支共に確定したら、これらの証明書をもとにfreeeの確定申告書作成機能を使用して確定申告書を作成していきます。

確定申告までにやること

あとは確定申告書の作成・提出のみです。

僕の場合は住宅ローン減税がありますが、中古住宅の場合は残念ながらfreeeは対応していません。
そのため、一通りfreeeで確定申告書を作成したうえで、国税局の確定申告書作成コーナーにて数値を転記するという作業になります。

大抵の書類は年末までにそろっていると思いますが、ふるさと納税の納税証明書など、年が明けてからでないと取得できないものもあります。
そういったものを取得し次第freeeに入力していき、最終的な申告内容が確定したらあとは確定申告の開始時期を待ちます。

これだけやっていれば、2月中にさくっと確定申告してしまうことができるでしょう。
余裕を持って行動して、さっさと確定申告を終わらせて次年度の事業活動に集中しましょう!

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